鉄道模型(鉄コレ以外)

2017年5月20日 (土)

KATO オハ61系客車(特別企画品):オハユニ61

こんばんわ。
 
もう旬をとっくに過ぎてしまいましたが、KATOから発売されたオハ61系です。
 
単品でオハニ61、オハ61、オハフ61の3種類がラインナップされましたが、これとは別に4両の特別企画品が用意され、こちらにはオハユニ61がセットされました。
模型集めからは既に気持ちが遠退いていますが、「特別企画品」とか「限定品」という響きに弱く、まして旧型客車と過ごした年代ということもあり、つい手がクリックしてしまいました。
 
もういまさら感のある旧型客車たちですが、同一グレードで充実してくれているのは非常にありがたいです。しかも、他社に比べて廉価であることも懐にやさしい。
 
Kato614
 
4両なので小さい箱のセットです。
 
室内灯の取付壁が目立つのがちょっと邪魔ですが、何の特徴も無いそのシブさが旧客らしくて良いですね。
 
Kato61
 
ちょっと左側が暗くなってしまいました。
幅の狭い荷扉が連続する特徴ある形態。製造時期で荷物室・郵便室の順番が違うらしいです。
 
Katode1061
 
Katode1061_2
 
Katode1061_3
 
オハユニ61という車両、実は現物を見たことが無いように思います。もちろん、写真も残っていません。
性格からして超ローカル線で客レが運行されていた路線ということになりますが、時代としては気動車が既に発達した時代に育っていますので、1~2両ならば気動車であったし、ローカル線での通勤通学対応で客レがあった路線では5~8連で荷物車無しというのが一般的であったと記憶しています。
短い客レで思い付くとすれば、倉吉線や日中線くらいかな。この辺りは貨物営業があって、混合列車の必要性があって客レ運用があったのだと思いますが、私が訪れた日中線はすべて無人化され、貨物扱いも荷物扱いも行われていませんでした。
 
よって、イメージとしてはこんなんだったかな?と言う感じで、C11やDE10辺りが似合うんですかね。
 
Kato61_2
 
130両も製造されたオハユニ61ですが、早いうちからマニ60に改造されてしまったものが多かったようです。五能線に残った2両が最後のようで、このうちの1両は鉄道文化むらで保存されているとのことです・・・あっ!
 
28111261107
オハユニ61107 
 
そうだ、昨年の町会のバス旅行で撮っていました・・・
 
旧客発売大歓迎ですが、個人的には妄想鉄道が東北地域であり、やはり電暖2000番代が欲しいんですよね。
しかし、オハユニ61に2000番代が存在しなかったのは、今回調べるまで知りませんでした。そのくらい縁のない形式だったんですね。
 
東北本線普通列車シリーズでスハ332000番代&スハニ642000番代、そして、会津線用にオハ60(3連窓)2000番代を製品化して欲しいですね。
 
 

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2016年8月13日 (土)

KATO クモハ61+クハニ67900 飯田線2両セット

こんばんわ。
 
模型記事へのアクセス数って凄いですね。
それだけ関心が大きいということなんでしょうが、近年はどうもKATO以外に感心が持てない自分です。
 
前回に続き、今回はもう1組の新製品、クモハ61+クハニ67です。
 
6167900
 
コンパクトな2両編成です。
クハニやクハユニと組む相方は、片運のクモハと共に両運型のクモハ42やこのクモハ61が使用されていました。
※コレ、写真が間違ってましたネ。クモハ61+クハユニ56で、旧国末期の頃にこんな編成が居ましたよ!ということで。
 
61
 
クモハ42と同様に、両側に相方が組めるよう、1エンドも2エンドも貫通幌枠が存置されています。
確か、飯田線にはクモハ61が3両在籍し、いずれも運転台窓がすべてHゴム化されていたと記憶しています。
 
61_2
 
こちらは2エンド側。検査標記も印刷済みであり、非常に良い顔しています。
 
61_3
 
クモハ61は、クモハ40の出力増強型であり、外観はクモハ40と同様ですが、全室運転台と半室運転台の違いにより、運転席側乗務員ドア直後の窓形態に差異があります。これは平妻型でも半流型でも同様です。(片運型のクモハ41型との比較も含みます。)
 
セミクロス車ばかりの飯田線の中では異色のロングシート車であり、乗り鉄としてはあまり歓迎されない車両だったと思います。事実、私自身も吊り掛け音の録音を目的に乗り込んだ際、クモニ+クハユニ+クモハ61という編成であり、録音しづらくて嫌な思いをした経験がありました。何せ、周りから丸見えですからね。
 
しかし、形態的には少数派の同形式を製品化されたことは歓迎されるものであります。 
 
67900
 
相方のクハニ67です。
クハ55の前1/3ほどを荷物室化改造した車両です。こちらも少数派で、偶数車は便所無しで高崎地区、奇数車が便所改造で飯田線に配置されていました。
しかし、こればかりは商品名として納得いきませんでしたね。確かに、この車両が誕生した時にはクハニ67という形式はこの車両しかいませんでしたが、本来にクハニ67は前記事でも説明させていただいたように、クハユニ560番代が元祖です。
そのため、後発で2代目となったクハニ67は、区別のために900番代を名乗っている訳です。ですから、製品としても「クハニ67900番代」として欲しかったな、と思う訳です。
 
67900_2
 
荷物扉が目立たなければ、クハ55そのまんまですが、やはりグンと凹んだ扉が目立ちますね。
全面は一見すると幌枠を撤去した関東型のクハ55に見えますが、貫通することを想定していない前面は、どうも扉を埋めてしまっているようです。貫通ドアそのまんまに見えますが、下半分は確かに埋まっているように見え、この点も実車を忠実に再現しているようです。この車両は実際に見たことが無いのでコメントに困ってしまいますが・・・。
 
このラインナップで言うと、クモハ61は、クモハ40のバリエーションとしてそのまま、或いは半室運転台のボディーに載せ替えればさらにバリエーションが膨らませられる車両です。
旧国ファンとしては、クモハ40は平妻・半流いずれも青梅線や各電車区の牽引車・職員輸送電車に、スカイブルーにすれば富山港線や大糸線のバリエーションにも期待をしたくなってしまいます。
ただ、この旧国シリーズでは想定する路線をかなり絞っているようですので、今後の展開はあまり過大には期待できないようです。何せ、旧国で個体のバリエーションにこだわってしまうと、あと何十年しても主要路線を網羅できそうにはありませんし。
 
飯田線シリーズもそろそろ終結に近づいてきた気がします。後はアレが出ていないくらいですかね。そのあとはどうなるのでしょうかね。
 

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2016年8月11日 (木)

KATO クモハ54+クモハ50+クハユニ56 飯田線3両セット

こんばんわ。
ちょっと時間が経ってしまいましたが、久し振りにKATOの飯田線シリーズが発売になったので、記録代わりにアップしておきます。
あまりお金を掛けたくないんで、発売間隔が長い方が助かるのですが、最近、このシリーズも実はちょっとつまらなく感じてきました。
モノは良いんですよ。良過ぎてツッコミどころもないので、ネタとしての面白みがないんですよね。それでも、モノは今回も欲しかった車両なんですけど。
 
5450563
クモハ54+クモハ50+クハユニ56の3両セットです。
 
何が特徴的かって、3連固定なんです。80系転入後の飯田線は、2連を基本として、2連×2や2連+荷電1又は2、2連×2+荷電1というパターンのみになってしまいました。
80系転入前は、2連、3連、4連、2連×2、2連+4連、さらに荷電の併結など、かなりのパターンが存在したのです。
 
5450  
 
特にこの3連が特徴的なのは、パンタが中心に寄っていることなんです。
物心ついた時には新性能化が完了し、2M1ユニットばかりでしたので、このパンタが2つ接近するというのは、身近ではEF571くらいしかなかったので知らず、非常に印象が強いのです。 
 
54
 
先頭はクモハ54です。
扉間6つ窓の51系オリジナル車で、何ら特徴が見出せないタイプです。でも、だからこそ必要な車両なのです。
 
50
 
2両目はクモハ50。
出力増強型のクモハ53を3扉化した車両で、イメージは先に発売されたクモハ43改造のクモハ51200と殆ど変わりません。
ただ、飯田線所属車としては微妙にして大きな違いがあります。それは、前面貫通幌の有無。3連運用があった時代は貫通幌枠が備わっており、先に発売されたクモハ51200は撤去されてしまった姿が模型化されていますので、前面の印象が大きく違います。
同じ平妻のクモハ43やクモハ53も貫通幌が撤去されていましたので、クハ47100番代と合わせて往時を偲ばせるスタイルでした。※飯田線で最後まで残ったクモハ50008は貫通幌枠が撤去されていました。
 
それにしても、肝心な前面の写真を撮っていませんでした。
 
56
 
そして3両目はクハユニ56です。正向きの写真がブレてしまっていたので、ちょっと向きが違います。
 
前作はクハユニ56010番代でしたので、元モハユニ61に由来する車体でしたが、今回は0番代で、元はロングシートのクハニ67に由来する車両です。したがって、郵便室に改造したドア部分についても、通常の荷物扉と同じ広幅のものがそのまま使用されているのが特徴です。
 
さらに、クハユニ560番代は2形態が存在し、001はシルヘッダー付き、002~ノーシルノーヘッダーとなっています。
今回は002がプロトタイプで、ノーシルノーヘッダーです。しかし、スカ色の塗り分け線がシルヘッダーに沿っているので遠くからだと区別が付きづらいんですね。
 
5450563_2
 
まあ、本当に良く出来てますね。
このクハユニ56は、同形態がGMキット並びに鉄コレからも発売になっています。もちろん、出来の比較をするまでにありませんが、折角なので形態の異なる001チョイスしても良かったんじゃないかな~と思います。
 
Dsc00296
 
1か月前に届いていた165系と。やっと出しました。手術や町会の仕事で忙しく、開封すらしていませんでした。
 

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2016年6月12日 (日)

KATO クモハ11200 南武支線2両セット

こんばんわ。
1ヶ月も更新が滞ってしまいました。ネタが無いというより、作る気がしないというか。
忙しかったので仕方もないのですが、50歳を過ぎて物欲が無くなったと思います。命に関わるような病気をして、モノに価値を求める気がなくなってしまったんですかね。
 
Kato112002 
 
KATOの「クモハ11200 南武支線2両セット」が届いていました。
同時に鶴見線のセットも発売になりましたが、どうも鶴見線の17m時代と言うのは馴染みが無くて、今回は購入をパスしてしまいました。むしろ、南武線で川崎~稲城長沼間増結で使用していた時代の編成なら購入したかもしれません。できれば、73系もセットで、6両編成で行けるのではないでしょうか?・・・KATOさん!
 
Kato1116
 
2両編成でもコンパクトでカワイイですね。
中学生~高校生の頃、何度か乗りました。好きでしたねぇ。単行のクモハ12よりもこちらの編成の方が好みでした。
 
Kato11
 
Kato11_2
 
Kato11_3
 
飯田線からつながるグレードで、標準化するとあちらこちらにエラー表示が出てしまうためか、完全に特定番号化されています。正面形態はもちろんのこと、サイドに関してもご覧のとおり、ドア一つ一つの違いを表現しています。
 
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実際の浜川崎支線で撮ったクモハ11。こんな光景がKATOで再現できるようになるとはね。しかもハイグレードで。
 
Kato16
 
Kato16_2
 
Kato16_3
 
クハ16も同様なグレードで良い造りしてます。
 
クリックすると元のサイズで表示します 
 
こちらも実物を貼っておきます。
 
Kato1116_2
 
連結部です。
連結間隔が良いですねぇ~。
同族でありながら、リベットの数も違いますし、クハ16はTR23に振り替えられているので、まるで別形式のようです。写りの悪い写真でも識別できるぐらいですから、検証と再現性が抜群であることは一目瞭然。
 
Kato1211
 
既発売のクモハ12とのツーショットです。
共通で使えそうな設計もまったく流用していないようで、全体の大きさ以外はすべて「違う」と言えるでしょう。
 
Kato1211_2
 
正面をアップにしてみると、共通設計で使えそうな屋根板でさえ、屋上ステップの大きさ、位置の違いが再現されています。凄過ぎです。
 
クリックすると元のサイズで表示します 
 
こちらは実車で、クモハ12+クモハ11で運用に入っていたときに撮ったもの。
2Mはちょっと重たい感じですが、そんな代走編成を簡単に再現できるのも模型の良いところ。クモハ12は両運で融通の利く車両ですが、片側が非貫通になる関係で、クハ16との編成を組んでいたかどうかは未確認です。逆向きのクモハ12がいれば何の問題もありませんけどね。
 
さあ、この茶色シリーズ、次はどこを攻めてきますかね?
 
 

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2016年3月13日 (日)

KATO クモハユニ64+クハ68400

こんばんわ。
家が色々とガチャガチャでブログが手に付きません。
先般ご紹介いたしましたクモハ51200+クハ47100の発売が3週間ほど遅れたため、同時に発売となる予定だったクモハユニ64+クハ68400の入手が丸1か月遅くなってしまいました。
さらに入院や2回の手術で生活そのものもハチャメチャ。
クモハユニ64の記事もやっと書き上げましたので、こちらもやっとご紹介が出来ます。
実車の写真や経歴などは『クモハユニ64000:飯田線』にてご紹介しております。参考まで。
Kato64
 
なんという素晴らしい出来でしょう・・・クモハユニ64000。
飯田線での活躍期間は非常に短いのですが、最晩年に残っていたので非常に印象が強いです。
初回作のクハユニ56010では見切り発車となって手を抜いてしまった荷物室ドアの凹みも、クモハ83やクモニ13と同様の深さになり、大変実感的な造形となりました。
Kato64_2
 
56112264
 
Hゴム化された窓の凹みなんかも実車そのままに再現されている感じです。
飯田線の中では特異な部類となる、全面サボ受けが無いミョーなスタイルも特徴的ですね。
パンタグラフの両端を白く色付けすると、さらに実感的になります。
Kato64_3
 
こちらも最大の特徴となる、後位側の増設運転台部です。
客荷合造車で両運転台となっている車両では、他にクモハユ74くらいしか思い浮かびません。
増設時は非貫通型だったんですって。ということは、貨車を牽引する機関車の役割に特化していたとしか思えません。桜木町事故以来、必ず他の車両に逃げられるようにしていましたからね。そんなこともあって、岡山転属時に貫通路が設けられたものと察します。
正面だけ見ると、クハ55のような感じになっていますね。
 
 
Kato64_4
 
増設運転台付近は横から見ても特徴的です。
乗務員室窓は17m車辺りから持ってきたのか、かなり時代が古いものに感じます。
また、通常の51系ならば、運転台後位の戸袋が車体内方向(写真だと右側)へ行くため、運転台後部にこのようなHゴム窓が入る例はありません。これは如何にも増設の際に最小限の改造とした結果と思われます。Hゴム窓の位置もシルヘッダーに比較するとやや高い位置にあり、これもさらなる怪しさを醸し出しています。
まあ、とにかく忠実に再現されていますね。
Kato68412
一方、ペアを組む相手はクハ68412となります。
もうお腹いっぱ~いなクハ55改造の扉間5枚窓の車両ですが、今回の412号は関東型の改造車のため幌枠が撤去済みのため、既発売のクハ68と比較すると趣きが大きく異なります。
まあ、この車両は何もいうことはないでしょう。
 
相変わらず良く出来ているので申し分ありませんが、気になったのはクモハユニ64の増設運転台側の幌枠です。
旧型国電ガイドブックによると、岡山区所属時においては幌枠が短かったようなのです。
実車には良く逢いましたが、さすがに連結面まで確認したことはありませんでした。
ただ、他の方の写真を検索したところ、幌の奥行が長めに見えるので、飯田線転属時に幅のある幌枠を設置したのかもしれませんね。

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2016年3月 1日 (火)

KATO クハ47100番代(便所窓付近)

こんばんわ。
前回記事で見送ったのですが、クハ47100番代の便所取付改造による窓周りについて。
旧国ファンなら誰でも知っている内容かと思いますので、スルーしていただいて結構です。
Kato47102
戦前に製造されたいわゆる省線電車は、その性格から便所が取り付けられていませんでした。
電化区間がまだ短かった戦前では、長距離列車は客車列車に委ねられており、電車は短距離向けでした。また、電化区間は比較的に駅間距離も短く、乗る前に駅でトイレを済ませておけば良い、という発想であったと思います。
しかし、これら国電が地方線区へ転出する際、身延線や飯田線など数時間の行程を走ることとなるため、電車本数も少ないことから、乗ったまま用を済ませる必要が生じます。
クハ58として誕生した後のクハ47についても、横須賀線から身延線に転出する際、便所の取り付け改造が実施されたようです。
今回発売されたKATOクハ47100番代は、プロトタイプが9両存在します。ご覧の様にトイレの壁が隣の 窓を干渉するため、窓を1つ潰し、客室側に小さな窓を設け、このようなスタイルとなっています。
しかし、1両だけ異端車がいました。
Kato47104
クハ47104だけは、写真の様に客室側の小窓が開けられていないため、かなり違った雰囲気となっています。
クハ47100の中では異端車となりますが、サハ45やクハ68などでは一般的な改造方法であるため、旧国としてはそれほど珍しいものではありません。
その実、飯田線で最後まで残ったクハ47100番代がこの104号であり、皮肉にも異端車が一番長生きすることになりました。ですから、しばらくの間はこちらが一般的な形態と思いこんでいました。
※写真は47102の写真を合成したものであり、製品化はまだされていません。いずれはバリエーションとして出るかもしれませんが・・・
 

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2016年2月29日 (月)

KATO クモハ51200+クハ47100

こんばんわ。
しばらく運休しておりましたが、やっとネタが手元に届いたので久し振りに更新いたします。
先月予定どおり発売となったクモハユニ64と対になっていたクモハ51200+クハ47100です。飯田線シリーズもどんどんと充実していますな。
Kato51200
今回のM車は、クモハ51200です。
クモハ43を3扉化した車両であり、室内はクモハ43時代の配置を色濃く残しています。
飯田線の旧国の中でも、最終期まで活躍した車両です。
実車の写真も撮っているかと思ったのですが、分かりやすい写真は残っていなかったようです。末期はクハユニ56002とペアを組んで居たため、先頭・後尾になる確率が少なかったからかもしれません。
Kato51200_2
サイドからの写真です。
3扉でなければクモハ43そのままです。
Kato51200_3
最大の特徴は中扉の増設部分。
種車の窓配置を変更せずに扉と戸袋窓を設置しており、車内もこの配置に強引に合わせてあるので、3扉と言えども他のクモハ51・54とは座席配置が大幅に異なっています。
増設部分は溶接構造となっているため、リベットが無くなっています。リベットの数はともかく、詳細に表現されているのが凄いですね。
しかも、細かく見るとドアガイドの出っ張り(ドア左下部)まで表現されています。これは他の製品もそうですが、余りにも小さ過ぎて今まで気が付きませんでした。
GM製品しかない時代、改造パーツを買ってこの車両を製作しましたが、やはり非常に根気のいる作業ですし、シルヘッダーなどの突起物も多く、キレイに改造することはできませんでした。完成品は凄いですね。
本車両は幌枠が撤去されているため、後述する貫通幌のことを一切気にせず走らせられるのも利点ですね。個人的は幌付きの車両の方が好きなんですけど。
Kato47102
相棒のTc車はクハ47102です。
オリジナルの非貫通型は製品化されていましたが、元クハ58の製品化は初めてです。
飯田線では幌枠を撤去された車両が多数存在しますが、豊橋区のクハ47は4連の中間に入ることが多かったためか、流電と共に廃車となった面々は、貫通幌が存置されていたものが多かったようです。
前作までの貫通幌はグレー一体で違和感があったのですが、今回作から先頭部のみクリームの車体と同じ成型色に変更されました。
車体と幌枠の一体感は良いのですが、逆にグレーの幌部分の表現がないのは厳しいですね。どっちもどっち・・・と言う感じがします。塗れば良い・・・と思ったのですが、実物を見たら手塗りは厳しそうですね。
個人的には最後まで残った幌枠の無いクハ47104よりも、こちらのスタイルの方が好きですね。スカ線時代の貫通路直線塗り時代なんかも非常に好きです。30年までに製品化されていたら、おそらくは全面に色入れしちゃってますな。
 

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2016年1月 5日 (火)

KATO カニ381補足(雨樋について)

こんばんわ。
先般ご紹介いたしました『KATO 10系寝台急行「安芸」<1967>(その2)』におけるカニ381について、雨樋に関するコメントを忘れておりましたので補足させていただきます。
56050038
まずは、救援車に改造されたスエ388の写真からです。
ご覧いただいている範囲においても、雨樋がないのがお判りいただけると思います。
走行する電車の車内から撮影したもので良い状態ではないのですが、他の方の写真を拝見いたしましても雨樋は確認されず、もちろん、妻面にある竪樋(たてとい)もありません。
側面は車体と面一になり、さらに妻面については境が何も無くなるので、非常にのっぺりとしたキモイ姿になっております。それがまたたまらないのです。
Kato3812
次にKATOのカニ381ですが、ご覧のとおり雨樋、竪樋ともに表現されており、扉さえ見なければ標準的な10系客車の整った形態となっております。
これはひょっとしてエラーなのか?まさかKATOが?と驚いてしまいました。
しかし、皆さんもご存じのとおり、最近のKATO製品は飯田線シリーズでもご理解いただいているとおり、ものすごい細かい点まで検証されており、意図的に省略する部分以外は完璧に近い状態で製品化されています。だから、こんな大きなエラーは有り得ない。
そこでカニ381時代の写真を探し出してみますと、雨樋・竪樋は改造時から設備されていました。つまり、製品のとおりの姿であった訳です。めでたしめでたし・・・
では、なぜこんなスタイルになってしまったのか?素直に疑問に思います。
もっとも、私自身がスエ38を戦災復旧車だと思いこんでいましたので、雨樋は無くて当たり前と思っていました。
しかし、翌々考えてみれば、戦災復旧車であれば形式を70番台にしている筈ですし、10系然としているスタイルから車体が新製であることは想像出来たはず。でも、あのスタイルから誰が10系客車であると分かるのだ?と言っておこう。
戦中・終戦直後の車両では、雨樋を省略してドアの上部のみに雨除けを付け、標準化改造によって旧雨樋と更新後の雨樋のダブルになっている車両もいくつかありました。
しかし、このスエ388に関しては完全な逆パターンで、雨樋を廃してしまうという暴挙にあっています。
なぜこのような形態になってしまったのか、記述は見つかりませんが、私が思うに・・・
留置期間の長い救援車は、移動しないことから雨水からの乾燥が遅くなる。さらに、砂埃を含んだ水分が長時間滞留し、雨樋の腐食が顕著になる。それだったら、どうせドアの開け閉めをする頻度もないんだから、雨樋は撤去してしまえ!そうすれば車体の腐食進行も抑制できる。
というような発想からではなかったのではないか?
写真や文献等の資料が不足しているので申し訳ないですが、私が思っている点について記します。
本当は基地の片隅に留まっているスエ388を目的に購入したのですが、本来の姿にするにはかなり手間の掛かる改造をすることになりそうです。
でも、勿体無いのでしません!雰囲気で楽しむことにしましょう。
 

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2015年12月28日 (月)

KATO 10系寝台急行「安芸」<1967>(その1)

こんばんわ。
久し振りの更新です。しかもNゲージです。
既に予告しておりましたが、なんとKATOからカニ38が製品化されるというビッグニュース。
個人的にはスエ78として単品発売が希望だったのですが、商売する側からすればそれでは利益にならないということでしょう。
セット発売となった訳ですが、そこもなんとですね、特別企画品のような非常に変わったセット販売となりました。詳細は同社ホームページを見ていただくとして・・・

今回は昔から思い入れのある車両が入っているということで、発表から即刻予約しました。なんでも、生産予定数量を遥かに超える受注があったとかで、もしかしたら手に入れることが出来なかった方も居たかもしれません。
12月24日に発送予定の連絡が入っていましたが、予定より早く22日に発送、天皇誕生日の23日に我が家に到着しておりました。
仕事が忙しかったのでチラ見しただけでしたが、やっと本格的に開けて撮影となりました。

今日はその1として、10系寝台車に触れてみたいと思います。
Kato1967
 
このセットは7両で、これに増結セットを加えてフル編成となりますが、私は編成単位で走らせる予定もありませんので、今回は購入していません。
開けていきなりですが、「ん?」となりました。

Kato1967_2
編成向きが揃って入っているのが常ですが、なぜかオロネ10が背面に収納されています。
このことをしなのさかいさんにも話したのですが、やはり開封一番にそのことが気になったらしいです。
私は自分のだけがミスっていたと思ったのですが、どうもクオリティのようです。何ででしょう?ちなみに、同封の編成図でももちろんドア向きは一緒の方向を向いています。当たり前ですがね。
Kato
オロネ10は、青塗装にグリーン帯入りとなった姿です。
茶色時代は2等車として青帯が入っていたのは知っていましたが、青塗装になってからこの姿が存在したのは知りませんでした。
オロネ10も好きな形式なのですが、自分の鉄道では電気暖房の2000番代が想定されているので、勿体無いけどいらない車両です。
Kato16182
B寝台車はスハネ16が2両と、オハネフ12が1両、緩急車としてセットされています。
こちらは初回発売時からクオリティが高かったので安心して受け入れられる車両ですが、各種表記類が印刷済みですので、さらにグレードが高くなりました。
この時代には既に冷房化されていたんですね。これもちょっと驚き。
Kato1612
初回製品も購入していますが、ちょっと比較写真を撮っておきました。
外見は同じようなスタイルですが、並べてみるとこれだけ長さが違います。10系寝台の中でも大きなポイントとなる部分。
全長の違いは500mmありますが、室内の配置を工夫して同等のスペースを確保しているということです。
こちらもすべて蒸気暖房仕様の0番代であり、個人的にはちょっとなぁ、という感じです。
もっとも、サボを含めた表示類が印刷されちゃっていますので、その意味では転用もできないんですよね。
茶色いヤツは次の(その2)でアップいたします。
 

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2015年11月 1日 (日)

KATO クモニ13(茶)

こんばんわ。
前記事のクモハ12と同着したクモニ13をご紹介いたします。
ところで、いま気が付いたんですけど、
クモニ13を除くと・・・
KATO茶
なんですねw
Kato130121
これもスゴイですよねぇ~。
写真を撮って初めて気が付いたんですけど、 手すりも最初から付いているんですね。
凄過ぎるわ~。
ところで、写真を加工するとき初めて気が付いたんですが、屋根がパックリ空いているんですよォ~。
「不良品つかまされた ぁぁぁぁぁ」
と思ったんですけど、上から押したらパチン!ってキレイにハマりました。ビックリさせんない!
Kato130122
2エンド側。
こちらも顔はほぼ一緒です。ただ、検査表記や銘板が表現されているので、パンタがない分、下の方が賑やかな印象です。
Kato13012
地元を走っていた懐かしい電車が甦ってきました。
先般発売された飯田線のクモニ13と形式は一緒ですが、出所が全く違います。
したがって、形態もほとんど似つかないのが特徴。
鋼体化で専用車体を新製した飯田線クモニ13。一方、こちらのクモニ13は旅客用クモハ12を荷物車化しましたので、窓割が客車そのものです。
ただ、そこで気になって仕方がないんですが、保護棒の緑色じゃないのがどうしても目立ってしまうんですね。
先のクモニ13もクハユニ56も荷物室然とした形態で窓数が少なく小さい。それに比べると、このクモニ13012は元が旅客用なので窓が大きく、さらにドア部以外に割愛した窓がないので数も多い。だからこちら側からも窓が目立つし、反対側からの光も入り易いので保護棒のキラキラが目立ち過ぎるんですね。
そんなこともあって、嬉しい筈なんですけど、なんか素直に喜べませんでした。
520000
京浜東北線に走っていた夕刊輸送の荷物電車。まさにコレなんですね。
写真が小さいので見づらいですが、助士席側窓下にぶら下がる「荷物電車」がチャームポイントです。
日祝日を除いて毎日走って来た夕刊電車。私が高校在学中も走っていましたが、余りにも見慣れ過ぎていて写真を撮っていませんでした。
しかし・・・
クモハ12と同様、単行だけのバリエーションの無さでやはりテンションが上がらないんですね。
ただ、クモハ12と違うところは、
大井工場に常駐していて、配給電車や牽引車として使用されることもあったんです。
5100001376
だから、こんなヘンテコな編成でも良いんですよ。
写真はクモニ13+クル29+クハ76+クモヤ90の4連です。おそらく新前橋から大井工場までの配給回送でしょうね。
こんな楽しみ方ができる点で、クモハ12よりは面白いかも。
是非クモル+クルも製品化して欲しいですね。

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