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2013年12月15日 - 2013年12月21日

2013年12月18日 (水)

KATO クモハ53を出して見る(その5)

こんばんわ。

時間が空いてしまいましたが、KATOの旧型国電の最終回です。

この模型の記事をアップするときまで気が付かなかったのですが、クハ68の塗装が変な気がしまして。

飯田線はその路線の特徴からセミクロスシート車が殆どであり、3ドア車のクハ68は大変多く存在しました。
その種類も、クハ68オリジナル車、クハ55半流からの改造車、同じくクハ55平妻からの改造車、42系クロハ59からの改造車など、多くの種類が存在しました。
今回の設定では、流電廃車後に長らくクモハ53007とペアを組んでいたクハ68042とはならず、予告ではクハ68400、さらにクハ68420と変わりました。

ちなみに、クハ68042はその番号からもお分かりのように、便所の無い制御車で、このため長距離を走る飯田線では限定的な運用となり、クモハ53007とともに4連でしか使用されませんでした。
その後、便所付のクハ68400とペアを組んだのは昭和57年10月の編成替え時というニュースを発見いたしました。クハ68420になったのがいつごろだかわかりませんが、最後の最後だったのでしょうかね?

話はそれましたが、便所付のクハ68は偶数車でオリジナル(扉間6枚窓)の配置が多勢を占めており、奇数車の中にクロハ59の改造車(401、403、405)やクハ55平妻車からの改造車(409)があり、偶数車の中にクハ55平妻車が1台、そして、クハ55半流からの改造車が2台存在しました。
その2台のうち1台がこの420(相方はクモハ54129)であり、同型の414はクモハ43015とペアを組んでいたようです。

Kato68420


私が今回このクハ68をみて凄いな、と思った点が、一つは先日ご紹介いたしましたワイパーがきちんと色分けされている点、もう一つは、幌枠下部に幌受のような金具があって、正面のバランスを崩している点を忠実に再現している点です。
もう既に遠い昔の記憶で忘れていましたが、そう言えばこんな変な塗装の車両を見た気がする。
スキャニングした画像を捜索しますと、ありました。

560721512

拡大写真はこちら。

この写真を見て414か420か判らず、様々な資料を探しまくったのですが、連結している相方で区別がつくのと、最終的には助士席側の窓が違うことを知りました。
420は他の半流型と同様に多勢を占める1枚窓となっていますが、414は最後まで2段窓のままだったようです。

この前面の特徴のある塗り分けは、同じ半流型でもクモハ51やクモハ54、オリジナルのクハ68の車両には見られず、このクハ55改造の414及び420のみというレアなものでした。

この点をKATOさんがどの程度意識されていたのは知る由もありませんが、再現性を見る限りは、注目される合いの子流電と変わらないほどの思い入れを感じました。

文章の長い記事になって済みませんが、後で思い出さなくても良いように書き留めることにしました。

今後の旧国生産の発展を祈って、今回の検証を終わります。

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2013年12月15日 (日)

KATO クモハ53を出して見る(その4)

こんばんわ。

急にNゲージネタに走ってしまい、なんだか忙しい日々になってしまいました。
もうすぐ終わるので熱も冷めると思いますがw
そうじゃないと、年末の年賀状作成とか大掃除に影響してしまいますので。

今日はクモハ53ほかの旧型国電の製品で、こだわりが見えた部分とこだわれなかったのか?と思った部分を見てみようと思います。なお、何人かの方のブログを見て「なるほど」と思った部分も含まれます。
また、あくまでもケチをつけているわけではありません。こだわりに関しては人それぞれだと思いますので、苦情は受け付けません。

Kato53007

最近はKATOの電車を買ったことがなかったので、「ここまで来たか」と感心することしきり。ジャンパ(栓受け)まであるんですね。これも模型を購入する対象を「モノを大切にする大人」と割り切った結果なんでしょうね。
それと、アップの写真を撮って初めて気が付いたのですが、ワイパーが同じガラス上のモールドで、Hゴムと色分けされていたんですね。その昔は銀一色やグレー一色でも満足していたものですが、これは凄いと思いました。

また、試作品では何故か省略されていたデフロスタが表現されました。しなのさかいさんの声が届いたのでしょうかね?

それと、この表情ですが、貫通扉の幌受けの締め金具、実車と同じ位置にきちんと表現されているんですよね。これは凄過ぎでしょう。

一方、様々な方から声が出たのが運行表示窓のモールド。
昔の製品では行先表示の窓も含めてこんな感じでしたので、当たり前とは当たり前だし、実車は窓付きになっているのでなんとかならなかったのか?という意見もあります。
軽加工でなんとかできるかな?とも思いますが、モールドが浅いためにステッカや塗装ではちょっと難しそうですね。
メーカーとしても重要でない部分と判断したと思いますので、私はこのまま受け入れようと思ってます。

Kato53007_2

こちらは目立たない妻面です。
目立たない以上、私としては割り切っても良いかなと思います。

妻面の通風孔は、実車は平鉄板でふさがれていたようです。こんな部分も写真を撮って記録している人がいるんですね。私は景色と込みで記録していたので、ここは真似できません。

私が気になったのは、全製品共通の幌。
製品では幌と幌枠が一体になっており、長さ的な実感は好ましいのですが、やはりグレーになってしまっているのは致命的と思ってます。
何故そう思うかと申しますと、手を抜いたとかそういうことではなく、材質として色が乗りづらいのではという点です。それと、今後の発展として、先頭で貫通幌を使用していたような車両(例えばクモハ42とかクモハ61とか特に平妻車)は、先頭に来た時に完全に目立ってしまうと思ったからです。

ただ、こうせざる得なかった理由というのは理解できます。機能的に重要ではないにもかかわらず、幌枠をボディ側にモールドした際の幌取り付けが難しく、コスト面においてもやっかいな存在となる可能性が高いものと想像できます。
今回は先頭に来ないものばかりだったので誤魔化せますが、いずれはその結果が出てくると思います。反面、どのように処理されるのか楽しみでもあります。

人によって受け止め方や考察力に長けた方もいらっしゃると思いますが、私としては満足度の方が遥かに高いため、どれをとっても文句を言うつもりはありません。むしろこの形式・組み合わせで量産したKATOさんに拍手を送ります。

次回、最終回を予定しています。

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