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2011年11月6日 - 2011年11月12日

2011年11月12日 (土)

幻となった 東海汽船:ジェット船乗船券 神津島→新島

こんばんわ。

更新が滞り申し訳ございません。

過去ログにおいて、出張の際に使用いたしました東海汽船の乗船券をいくつかアップいたしましたが、今回ご紹介いたしますのは曰く付きで幻となった乗船券です。

Photo

平成23年9月15日乗船予定の東海汽船ジェット船、神津島→新島の乗船券です。

近畿に大被害をもたらした台風12号。その影響は9月3日に四国・中国地方へ上陸してから10日も経った同日にも影響をもたらしていました。
渡航する9月14日には既に翌15日分の欠航が既に発表されていました。通常、海の状態は当日の早朝に発表されることになっているようですが、台風の接近・通過などの予報も無しに欠航が前日に決定されるのは極めて異例のようです。
欠航の要因は、日本海に抜けてしまった台風の影響とは全く関係なく、四国・近畿地方を襲った台風による大雨で海上に流出した流木が、黒潮に乗って北上し、航路を妨げている、ということでした。

大型船であれば、流木など押し退けてしまうのでさほど影響はありませんが、時速80kmで航行するジェット船にとっては、クジラなどの海洋生物に衝突するよりも危険極まりない障害物となります。よって、安全のために欠航の決定を早めたようです。

ところで、通常の乗船券発行は旅行会社などでクーポンを購入し、東海汽船の桟橋窓口で交換するのが一般的です。直接窓口で購入することもあるでしょう。
今回の場合のように、当日或いは前日に欠航が決まっていますので、おそらく欠航便の乗船券を発行することはないと思われます。

しかし、私の場合は前日の往路、そして帰路の乗船分が同一のクーポンで発行されたため、窓口としても1枚のクーポンに該当する乗船券を全て発行せざる得なかったのでしょう。そんな経緯があって、「乗ることのない」乗船券が手元に残ったわけです。

結果としては代替の手段として15日の大型船に振り替えましたので、この乗船券はその際に引き換えられ、手元には残っていません。そこは予め想定できていましたので、写真に撮って記録しておいた次第です。

欠航が予め分かっている、幻の乗船日の乗船券です。

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2011年11月 6日 (日)

信じられないミスによる事故

こんばんわ。

空気ブレーキのお話。

鉄道の車両でブレーキを掛ける場合・・・
ブレーキハンドルにより空気を込めるとブレーキが掛かります・・・

というのはウソ

元空気溜めに空気がいっぱいになると、その圧力によって制輪子を押し、ブレーキが掛かっている状態になります。
走るとき、ブレーキハンドルを緩めると、ブレーキが掛かる方向に空気を込めているブレーキシリンダーの逆方向へ空気圧が送り込まれ、ブレーキが外れるようになっています。
この辺り、間違って理解されている方が多いと思います。

勝手に走り出した列車、ブレーキの空気抜くミス- 読売新聞(2011年11月5日20時40分)

青森市で4日、故障で停車した新青森発大湊行き臨時列車が下り勾配で勝手に走り出したトラブルで牽引用車両と連結する前に係員が故障車両のブレーキの空気を抜いてしまい、ブレーキが利かなくなったことが原因とわかった。
JR青森支店によると、牽引される車両は、勾配などで走り出すのを防ぐため、連結後にブレーキの空気を抜くことが手順書で定められている。同支店は「作業手順を徹底したい」と陳謝した。

そういう意味では、この記事の内容も明らかに間違っていますね。
まあ、それはなかなか簡単には理解できないと思いますので仕方ないですが・・・。

こんな単純ミスがあっていいものだろうかと、国鉄OBとして危惧してしまいました。
私は動力車についての知識は殆どありませんし、営業として働いていましたので、当然、学校での授業以外で研修等も受けたことはありません。

しかし、貨車の入換を行うに当たり、ブレーキの仕組みを解っていないと、非常時の対応が出来なくなってしまいます。ですから、もちろん知っています。

鉄道の安全は、走ることよりも止まることにあります。鉄道だけではなく、自動車でも自転車でも船舶でも一緒です。(飛行機はちょっと違うな・・・。)

動力車を操る資格のある職員が、この程度の理解もできていないというのは、「かなり質が落ちてる」と言わざる得ません。
「作業手順を徹底する」というより、「仕組みを徹底的に理解させる」とし、理解できない職員には「運転させない」「乗務させない」というのが正しいのではないかと思う次第です。

正しく報じるならば、「ブレーキを作用させるために必要な車両内の空気をすべて抜いてしまった」とすべきでしょうか?要は、「元空気溜め」の空気をすべて抜いてしまったわけです。
こうなってしまったら、ブレーキを掛ける手段として残されているのは、車両内から「手ブレーキ」を掛けるか、外部から「ブレーキシュー」を咬ませるかしかありません。何にもぶつからずに自然に止まったというのが奇跡であり、場合によっては大惨事となったかもしれないことを肝に銘じて対応していただきたいですね。

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