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2010年6月12日 (土)

特急「あさま12号」:傷病?介護人割引&自由席特急料金後払???

こんにちわ。

このところ仕事のストレスが溜まってしまって、更新が滞ってしまいました。やっとアップする気になれたので、ちょっとボリュームのあるネタをご紹介いたします。

国鉄時代の在来線特急「あさま12号」の閑散期適用特急券です。

Photo

これは年号から見て、王子駅勤務時代に珍しいので着札をいただいたものだと思います。ご覧いただいてお判りのとおり、かなり盛り沢山な内容の特急券となっています。

まずは閑散期適用の特急券であること。加えて、信越本線潟町駅発行で、「○ム」がゴム印対応になっていること。同駅は現在も業務委託駅となっておりますが、昭和60年3月の改正で荷物扱いを廃止しており、おそらく、この時点で委託化が行われたものと推測します。その関係で、有人駅時代の残券をそのままゴム印対応で使用したものと考えます。

そして、割引発売にもなっており、それぞれの表面に「□傷」又は「□護」のゴム印が押されています。「□護」は「介護人」適用を意味することが容易に判断できますが、「□傷」については国鉄旅客営業規則を見ても見当たらず、JRのHPでも説明がありません。一般に身体障害者であれば「障」になるのかな?と思いますが、私は出札窓口の経験が無いため、正しい意味が分りません。いずれにしても5割引が適用になっているものと思われます。

さらに、□で囲んだ「自由席特急料金後払」のゴム印があります。指定席だけあらかじめ確保するため、特急料金を後払いにして、指定席料金のみを払って購入したものと考えられます。ということは、下車するとき或いは車内で清算を行った可能性がありますが、経緯は残念ながら不明です。しかし、このようなゴム印が業務委託となった駅でさえ常備されていたというのは信じ難いですね。有人駅時代に常備してあったとしても、このような特殊な発売方法が、日常的にあったのかどうか、大変興味のあるところです。ちなみに、私も指定席券関係の切符は数百枚所有していますが、このような表示のある特急券・急行券は他にありません。

Photo_2

参考までに裏面を示します。

後払いに関する表示は一切無く、証明書の記入欄だけがあります。番号は何らかの支障を考えて塗り消しと致しました。

券番は33と34になっており、もし昭和60年3月に無人化されたとしても2年以上の月日でたったこれだけしか発売していないことになります。乗車券は軽井沢経由の方が安価でしたが、上越新幹線も開業していますので、わざわざ本数の少ない直江津「あさま」を、しかも閑散期に利用する旅客はかなり少なかったと考えられます。

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切符(指定券関係)」カテゴリの記事

コメント

「傷」のゴム印はやはりわかりませんね。
私も国鉄時代の旅客営業規則の本を見ましたが、該当するものがなかったでしたし。
やはり障害者の方の割引用なんでしょうね。
傷病軍人の割引きかとも思いましたが、それでもないようですし。
私はバツ1という傷ものですが、それにも当てはまらないようです(大笑)

投稿: シービー | 2010年6月13日 (日) 23時27分

シービー様
全国的に適用になるものであれば、通達による処理というのも考えづらいのですが、ググッても何もヒットしませんでしたね。ただ、こんな小さい駅でも取り扱っているわけですから、何かしら出てきても良い筈なんですがね。
最近はバツ1でも傷っぽく感じない世の中ですね。堀ちえみもバツ2になって益々お元気なようで。

投稿: キハ181つばさ | 2010年6月13日 (日) 23時41分

恐らく、『戦傷病者後払』ではないだろうかと思います。

乗車券は身障者割引で半額にしたものと自由席特急券を後払い扱いにするので、これで間違いないと思います。

投稿: 営業指導係 | 2010年6月23日 (水) 17時12分

営業指導係様
これは重要なヒントありがとうございます。同件名で検索を掛けましたら1発でヒットしました。記事に反映させていただきますhappy01

投稿: キハ181つばさ | 2010年6月23日 (水) 20時27分

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