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2009年11月22日 (日)

Nゲージ GMキット改造:クハ47151(身延線・飯田線)

こんばんわ。

今日はかなり気合の入ったNゲージの改造作品をご覧いただこうと思います。

飯田線や身延線で活躍した、元流電サロハ46001からの改造車であるクハ47151です。

元はクモハ52第1編成(狭窓)の2・3等合造車として誕生した車両ですが、ローカル化に際して格下げとなり、さらには短編成化に伴う先頭車の不足から運転台を取り付けて制御車化された変遷を持つ車両です。

旧来のクモハ42系の流れを汲んで狭窓となっていますが、流麗さを出すためにノーシル・ノーヘッダー化された姿は当時の竜電ブームに乗ったスタイルとなっています。なお、第2編成からは広窓化されているため、1両のみの珍車であり、流電過渡期の独特なスタイルとなっています。

実車の写真を沢山掲載しているサイトを見つけましたので参考までに → こちら!

47151 全体的な印象はこんな感じです。車体端に絞りが無くなったため、ほぼ完全な切妻構造となりますが、流電タイプに見られるやや丸みを持たせた屋根との繋ぎがある関係で、工作を面倒にしてくれています。

正面サボは身延線時代のものを装着しています。

47151_2 47151_3

写真が手ブレしてしまってすみません。

同車の最大の特徴は、サロハであるが故の側面窓配置にあります。前から真ん中までは700mm窓、後部2組だけが普通座席対応の600mm窓になります。

工作方法を説明いたしますと、

①運転扉部をサハ48付属のクハ化改造用パーツから

②サロ45側板の前部端を切り落とし、客窓4組分まで

③クハ47などの狭窓車から客窓2組分

④サロ45側板の後部端から戸袋窓2枚部まで

を切り継ぐことになります。

さらに厄介なのは、流電であるが故にノーシル・ノーヘッダーとなりますので、せっかくリベット表現が付いた部位ですが、全てカッターで削ぎ落とし、面一になるように紙ヤスリで整えます。

実際の工作では、3等窓部とサロ45の側板の合いが悪く、上手く平面まで持っていけなかったことが悔やまれます。

47151_447151_7 側板の改造に合わせて、過去にアップいたしましたクハ47100と同様に、便所窓部における戸袋まどの狭窓化の必要があります。桟に合わせてプラバンを当て、窓押さえを内側から表現するという細かい作業になります。

また、双方写真とも共通になりますが、前述したとおり、流電出身車は車端部の屋根と妻板の取付部(雨どいを含む)が特徴的になっていますので、写真から見た想像ですが、ヤスリ掛けで屋根・妻一体化 とし、さらに細く切り出したプラバンでそれらしく仕上げました。

47151_8 正面パーツも専用のものがありませんので、何かしら自作が必要となります。私は写真から判断して、もっとも印象の似ているサハ48のクハ化パーツを使用してみました。

余分となるシル・ヘッダーを削ぎ落とし、さらに完全切妻となるため頭部の高さが足りなくなるので、プラバンを当てて面一にし、屋根板と一体化の上、整形をしています。

これに前述のとおりプラバンから切り出した雨どいをそれらしく貼り付けていきました。

この車両に関しては、113・115系改造パーツで余剰となったヘッドライト・テールランプで別パーツ化し、印象が良くなったように思います。

実車を見たことが無い車両だけに、工作には「旧型国電ガイドブック」と雑誌写真だけが頼りとなり、印象把握にかなり苦労しました。

こうして見ると、作業は粗く、非常に稚拙な仕上がりになってしまいましたが、実車を見たことが無いだけに、特異な車両を手元において置ける喜びがあります。

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コメント

これはすごい大手術でしたね。
模型はみんなそうですが旧型国電は特に思い入れがないと挫折しそうですね。
こういうゲテモノの類は製品化は期待薄ですし、出たとしても高価だったりしますよね。
わたくし的にはこういうゲテモノは大好きです。
しかし、旧国に嵌ったら多分泥沼だし16番でそれをしたら家追い出されちゃいます。
9mmでも止め処無くなってしまいそう。

しかし見れば見るほど面白い車両ですね。
内装はロングシートだったように見えますが。

投稿: 金太郎 | 2009年11月23日 (月) 00時09分

金太郎様
大糸線・身延線・飯田線の旧国終盤から思い入れた車両たち。高校の頃でしたので、同級生とかと写真を撮りには行きましたが、身近にこれらの個体差の知識を持った人・拘りのあった人は居ませんでしたね。なので、様々な資料とニラメッコ、独学の世界でした。
全廃となってしまった今となっては、これらの知識も無駄になりつつありますが、唯一活かせるとしたらこの鉄道模型の世界だと思います。
改造だとNゲージですらコストが掛かりますから、HOだと想像を絶しますね。ペーパーモデルでも出来れば、非常に楽しい世界だとは思いますけどね。
確かこの車両はロングシートだったと思いました。広窓車の-153、-155もありましたが、ちょうど良い窓幅のキットが無いので未製作です。こちらは確かクロスシートだったですね。

投稿: キハ181つばさ | 2009年11月23日 (月) 10時45分

前面は真ん中の窓だけが少しサイズが小さいんですね。

投稿: シービー | 2009年11月24日 (火) 22時03分

シービー様
改造した工場や時期で個性的になってしまうんですよね。特に何故だかHゴム車は不揃いのタイプが多いように感じます。

投稿: キハ181つばさ | 2009年11月24日 (火) 23時28分

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