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2009年9月19日 (土)

時刻表ネタ 昭和51年 両毛線の不思議4 高崎を通らない?吾妻線直通列車

なんとですね。時刻表の両毛線ネタで1ヵ月半も忘れて放置しちゃったネタがあったんです。今日はこれをご紹介いたします。

※過去ログは、右側カテゴリの『時刻表ネタ』からご覧ください。

19768 古い時刻表で探し物をしているうちに見つけた両毛線の不思議最終回。気が付いたのはこの列車。

小山発の高崎行きですが、なんと、途中の前橋から分割されて、吾妻線の大前まで行くなんとも妙な経路を行く列車が存在しました。

調べてもあまり資料は出てこなかったのですが、当時の両毛線は70系4連オンリーだと思っていたところ、70系4連+40系2連の6連からなる列車を発見いたしました。まさしくこの写真の列車がこれに該当するのでしょう。

しかし、本来なら高崎からの需要が見込まれる吾妻線への列車を、高崎に寄らずに曲げてしまうと言うのも大胆な発想ですよね。しかも前橋で分割?!

19768_2 いえいえ、これは小型時刻表のマジックでした。スペースが狭いのでキチンとした表示ができなかったのですね。高崎地区でのセオリーである、新前橋駅における分割・併合を守っています。

小山から6連で来た列車が、新前橋駅で4:2に分割され、4両が高崎へ、そして2連は逆方向に上越線を下り、さらには吾妻線へと乗り入れる運用です。当時の吾妻線は40系Mc+Tcの2連が使用されていました。115系化が完了した頃、両毛線の駅で疎開留置された車両を見たことはありました。

それにしても、時刻表を見る限りは、これにちょうど良く接続する上越線も両毛線の列車も無く、まさか、小山方面から普通列車に乗って吾妻線方面への需要もそんなにあったとは考えられないので、車両運用の都合だけで設定されていたような列車ですね。この辺りは、国鉄時代にあった「無駄」と言われる例の一つであるように思えます。(もしかしたら、他に事情があったかもしれませんので、これはあくまでも私的見解です。)

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時刻表ネタ」カテゴリの記事

コメント

この列車に横サボが付いていたのかは、わかりませんが付けていら矢印式だったのか、着駅式だったのかこういったのも興味がわきますね。
こちらもWでっせ~。

投稿: シービー | 2009年9月19日 (土) 20時28分

シービー様
この頃のサボの設備状況ってどうだったんですかね。車両中心にしか撮影していなかったので、なんとも言えませんが、両毛線の70系の写真を見る限りは、両矢印式を使っていたようなので、もしかしたらまんまのサボを使用していたかもしれませんね。

投稿: キハ181つばさ | 2009年9月19日 (土) 21時37分

管理人様、御無沙汰しておりました。
この辺の運用は恐らくと言う推定の域を越えないのですが両毛線のラッシュ対策列車の増結車として運行した後、吾妻線の送り込みに就き線内を往復した後に新前橋に帰区する運用だったのかも知れませんネ。
両毛線は小山も電車区のある路線。気動車と同じく形式問わず混結出来た旧型電車のアクロバット的運用ではなかったでしょうか?

投稿: 電気釜56号 | 2009年9月20日 (日) 13時44分

電気釜56号様
お久し振りです!
両毛線の当時の状況と言うのは殆ど知る由も無いのですが、道路事情や運転免許の取得状況を考えると、時代的には電車の需要と言うのが相当あったと考えられますね。そういう意味では、特に朝の造結を行っていた可能性があり、帰区を兼ねて新前橋で切り離すことは充分考えられると思います。
ただ、問題は新前橋から下りのデータイム運転に突入するダイヤ。これに接続する列車が無いので、そのまま乗ってきた客しか乗っていけないということ。高崎に着いてから開放するなり、折り返してきてから新前橋で開放するなりでも良いと思うんですけどね。まあ、素人には想像できない事情があるんでしょうね。

投稿: キハ181つばさ | 2009年9月20日 (日) 20時49分

こんにちは。
以前の記事へのコメントにて失礼致します。
面白くもあり、国鉄らしいダイヤですね。悪く捉えれば、需要よりも車両の運用を優先しているような、不可思議な列車の設定です。
旧型国電がまだ走っていた時代、駅は質素でも活気があったのではないかと思います。吾妻線直通の車両に乗っていた人が、面倒に思いながら高崎方面への4両に乗り換える姿が目に浮かぶようです。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/?pc

投稿: 風旅記 | 2015年4月 9日 (木) 12時45分

風旅記様
お久し振りです。
昔は車両基地から出庫して必要な駅へ送込み、さらに必要な駅への送込みを兼ねた不可思議な運用を持つ列車が多く存在しましたね。特に気動車は顕著で、複雑怪奇な運用をこなす急行列車が多く存在しました。閑散時間における無駄なほどの長大編成の普通客車列車なども同類であったと思います。
今は編成が固定化して融通が利かなくなったため、全国的にも昔のようなミステリアス=不便=不可思議な列車を見ることも出来なくなってしまいましたね。
マシントラブルで違う記事にコメントが入ってしまいました。すみません。

投稿: キハ181つばさ | 2015年4月19日 (日) 16時00分

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