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2009年6月 3日 (水)

Nゲージ GMキット改造 クモハ53007

こんばんわ。

このところ連チャンのアップとなりますが、今日も頑張ってNゲージネタをアップいたします。

また飯田線シリーズに戻って、実車としては最後まで人気ピカイチだった「合いの子流電」こと、クモハ53007を作りました。

53007

作ったといっても娘が生まれたかどうかと言う頃なので、もう10年は前になります。

基本は流電ことクモハ52の同系の流れですが、流電ゆえに保守に問題が多く、その後製造された2扉車は貫通型のスタイルと変更されました。形式は同じ貫通型のクモハ43となりますが、電動機の出力アップに合わせて、続番のクモハ53と変更されています。

飯田線でも活躍していた同僚のクモハ53000・001は、狭窓クモハ43のスタイルそのままですが、クモハ52の後に増備された車輌は、写真の様に張上げ屋根で運転台は半流形、後部妻板もクモハ52同様にややRを切った形状となっているのが特徴です。また、パンタグラフも後部に設置されました。

この半流形のクモハ53は、飯田線に最後まで2両が存在しました。このうち007は美しい張上げ屋根を保ったまま活躍しましたが、戦前型撤退の少し前に惜しくも廃車となってしまいました。一方、008は標準型改造が施工されてしまい、張上げ屋根の形態は崩されてしまいましたが、戦前型の「さよなら運転」を務めるなど、最期の最後まで活躍したうちの1両となりました。

実車の写真はこちら → http://red.ap.teacup.com/marutetsu/img/1171813771.jpg

このほかにも同形態の車輌がありましたが、1両は戦災で廃車。もう1両は出力アップされずに標準化、さらに低屋根化改造を受けクモハ43810となり、身延線→大糸線で活躍しました。

53007_2

模型の方ですが、純粋にこの車輌を作るキットが無く、さらに窓割にも特徴がありますので、他から容易に流用することもできません。したがって、一番近いところであるGMの流電クモハ52のキットから改造することになります。

しかし、前位側の戸袋窓から運転席までは全く形状が異なるため、各ポジションごとに必要となる側面パーツを切り継ぐことになります。作例では、運転扉部(屋根R部は別部品)、客窓、隙間板、ドア、戸袋窓と、5箇所6部の側板部を切り継ぎ接着、さらに、その後の長い側板と繋ぎ合わせ、整形を行います。あまりにも切り継ぎが多いので、特に前頭部のドア付近はかなり凸凹になってしまいました。

それでも完成してみればカワイイ私の子分になってくれるのが模型の良さですね。

しかし、実は最大の問題があります。それは、元々のクモハ52のキットは、他の旧国キットと比較して天地方向(断面)が小さく出来ているんです。1両だけで眺めるとあまり問題に見えないのですが、クハと連結した際に、クモハ53がやたらスマートになってしまうんです。しかも、客ドアの天地寸法も低いため、ドアの上部に青色のラインが掛からないんですよね。無理に掛けようとすると、クリームの窓帯の幅が狭くなってしまい、他車と揃わなくなってしまうんです。

そんなこともあって、出来上がっては見たもののあまり愛着が湧かなくて、好きな車輌なのに大切にしていません。出来れば完成品か、作りやすいキットが出てくれればと願う車輌であります。

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コメント

流電亡き後の飯田線はこの車両が最もスマートだったんでしょうね。
実際飯田線の旧国を見ていないのに言うのもおかしいですが多くの鉄道誌に載っていた写真からでもそれが解ります。
この姿が後の80系、そして153系をはじめとする急行型に発展したんでしょう。
出来れば保存して欲しかった車両です。

模型についてですがすごい力作ですね。
5ヶ所6ヶ所継いだといえばわたくしはエアロクイーン→エアロバスにする際に昔したことがありますがあの手の改造はもうやりたくないですね。
次の免許更新時はそろそろ眼鏡かなと思ってますんで。
ところで何故にクモハ52は天地が小さいんでしょ?
スマートさを強調するのにデフォルメしたのか設計ミスなのか。

投稿: 金太郎 | 2009年6月13日 (土) 22時09分

金太郎様
クモハ52亡き後は、間違いなくこの車輌が1番人気だったと思いますね。ただ、運用上は殆どが4両編成の中間に入ってしまうため、まず先頭車で走る姿を見ることは出来ませんでした。私が写真を撮ったのも、伊那松島機関区で出庫待ちをしている場面と、西浜松で廃車前の留置しているところだけだったですね。
切り継ぎは模型工作の醍醐味ですが、さすがに3箇所を超えてしまうと並みならぬ苦労を強いられることになります。まして、出来上がった車輌のそもそものバランスが悪いので、せっかく出来たのにあまり喜べませんでした。
GMはクモハ51系も窓周りの天地が低いので、42系とはやはり合わないんですよね。流電はドアの天地まで違うので、致命的な違和感があります。設計ミスと言う見方もありますが、シル・ヘッダーの表現が縮尺上デフォルメになってしまいますので、そのバランスをどう取るかで窓周りに影響してしまうことも考えられます。でも、せめて自社の車輌とはバランスぐらい取って欲しいですよね。

投稿: キハ181つばさ | 2009年6月14日 (日) 00時08分

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