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2009年5月 2日 (土)

寝台特急「富士」:特急券・B寝台券、立席特急券 D型常備券

こんにちわ。

最近、仕事の関係で気持ちが一杯一杯で、更新がおぼつかなくてすみません。久し振りのまとまった連休ですので、今日は少しボリュームのあるネタをアップいたします。

平成21年3月のダイヤ改正で廃止となってしまった寝台特急「富士」。日本初の愛称付き特急列車として君臨してきた英雄が、まさか廃止になるとは思いませんでした。戦争による運転休止、電車特急としての復活、寝台特急化(ブルトレ化)などの変遷はありましたが、いつの時代にも日本の特急の象徴のような列車でした。

私が国鉄に入社したきっかけも、この寝台特急「富士」にかんする記事を見てからになります。小学2年生のときでした。夢かなって国鉄に入社したものの、赤字による分割民営化の波に押し切られ、わずか5年で退職することになってしまい、「寝台特急の車掌になる」という夢はあっけなく終ってしまいました。

前置きが長くなりましたが、そんな思い入れのある寝台特急「富士」に関する切符がありますので、今日はD券常備のものだけですがご紹介したいと思います。

Photo

1枚目は、やや旧いものですが、20系時代の特急券・寝台券です。中津からの乗車ですので全区間の表示にはなりませんが、当時は日本最長の特急列車として名を馳せた時代のものです。

2枚目は、昭和52年末の西鹿児島~日向市間の立席特急券です。20系だった「富士」は、昭和50年3月改正で24系(当時はまだ3段式寝台)化されましたが、わずか1年半後には2段式寝台の新製24系25形化されてしまったため、この特急券の頃には既に25形化されていると思います。当時の立席需要がどの程度あったか不明ですが、この時点において宮崎~西鹿児島間は電化されておらず、特急といえば82系気動車による「にちりん」1往復とこの「富士」しかありませんので、同区間の速達列車としては重要な地位にあったかもしれません。

3枚目は、国鉄末期に近づいた頃の特急券・B寝台券です。当時宮崎発の寝台特急は「富士」の他にも「彗星」がありましたので、発駅だけは印刷式となっておりますが、その他の点は共通化するための記入式となっているようです。

4枚目は、国鉄最末期となったころの特急券・B寝台券です。3枚目の特急券とはビミョーな印刷位置以外は完全に同一のスタイルとなっていますが、こちらは何故か列車名だけ印刷常備になっています。豊肥本線の豊後竹田駅発行ですので、基本的には大分からの乗車と考えても良さそうなものですが、別府直通の列車もあるためか、乗換駅に選択の余地を残したのかもしれません。せっかくの列車名常備券ですが、題目である「特急券・B寝台券」より2回りも小さいポイントが使われており、さらに文字間が狭いために非常にバランスが悪いです。私は所有していませんが、当時の九州特急の列車名常備券で良く見られるタイプのようです。

東京発の九州特急は全て取り敢えず「乗ったことがある」と思っていたのですが、過去の記録と記憶を辿っていくと、どうもこの「富士」だけは乗っていなかったようでした。もっとも、他の九州特急でさえ利用したのは本州内のみでしたので、九州内では一切乗ったことがないということになってしまうのですが。

まあ、乗ったことだけにステータスを感じて生きていくわけではないので拘らないのですが、何もしないうちに廃止されてしまったのは正直なところ残念でなりません。

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コメント

管理人様、必殺九州チェックってご存知でしょうか?♪チャラリ~の音楽で始まる仕事人ではありません(笑)
小生も本日管理人様のご存知の方のお宅にお邪魔させて頂き話の中で九州ネタが出て参りまして、九州チェックと言う単語を初めて聞きました。
九州の乗車券棚は他の地域と違い乗車券サイズに合わせた普通の棚で締切の券番号チェックでストッカーに入った物であれば券番号が手前側に来るので赤鉛筆マークで問題ありませんが普通の棚だと見えないので券番号の所を折り曲げて見える様にしていたそうです。
短距離券を収集するなら二枚買うか先客に買って貰うかの選択肢がありますが今回御掲示頂いた特急券などの高額口座はそうも行かないと収集家の悲しみを聞いてしまいました。
駅名表示がゴム印なのも管理人様の仰せの通り料金が同じなら乗車駅の選択肢を持たせたと思われます。

投稿: 電気釜56号 | 2009年5月 2日 (土) 16時02分

電気釜56号様
そんな有難くないチェックがあったのですか。収集する側からするとこの上なく嫌なやり方ですね。私は九州に2度しか行ったことが無く、入場券等もあまり購入枚数が少ないのでこのような事例には当たったことがありません。
でも、硬券で折っておくっていうのも大変そうですね。

投稿: キハ181つばさ | 2009年5月 2日 (土) 23時55分

4枚目の寝台券を自分が手にしたら、なんだこれって思ったでしょう。
列車名がこれだけ小さいと、やはり変です。
ゴム印ならまだわかるのですが。
宮崎、西鹿児島発の時刻を見ると、寝台列車とは思えない時間帯です。

投稿: シービー | 2009年6月 3日 (水) 21時51分

シービー様
せっかくの常備券ですから、手に入れられただけでも文句は言えないところですが、トータルデザインを崩してしまっていますね。
先日、久々に50・3改正前の時刻表を眺めたのですが、日豊本線経由の宮崎以遠発夜行列車は、もれなく日が沈む前に出発していますね。そうじゃないと、大阪ですら朝に着けないということ。ノンビリな感じですが、当時としては精一杯の移動だったんですね。

投稿: キハ181つばさ | 2009年6月 3日 (水) 22時17分

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