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2008年1月13日 - 2008年1月19日

2008年1月19日 (土)

「出雲」特急券・B寝台券:「出雲号」っておかしくない?

今日の家事のノルマを達成したところで、気になった特急券を見つけたこともあり、忘れないうちにアップしておこうかと。

今日ご紹介いたしますのは、2年前に惜しくも廃止されてしまった「出雲」の特急券・B寝台券です。

まずは、画像をご覧下さい。

Photo_8今回アップしたのは、何枚か持っているうちのD型常備券のみです。(準常備券は別に機会にアップしたいと思います。

一般的な常備券で、1枚目と2枚目は列車名常備(印刷式)です。制度改正により乗車区間が▲に変わっています。2枚目と3枚目が1年違いですので、この頃切り替えられたのがお判りいただけると思います。

この点の違いはありますが、1枚目と2枚目は10年もの差があるにも拘らず、基本的な印刷スタイルが殆ど変わっていないことがお判りいただけると思います。

そこで問題なのですが、1枚目と2枚目の列車名を見比べてください。『出雲号』の文字間隔が均等であることがお判りでしょうか?

1枚目は、均等割りから生じた空間部分に無理矢理「4」を付け加えて、「出雲4号」に仕立てています。この1枚目だけを見た場合には、まず違和感は無いと思います。

しかし、2枚目と比べると、完全な「出雲号」として号数がない場合のバランスを保っており、1枚目が無理矢理記入されたということが明らかに判るようになります。

では、1枚目の印刷がエラーだったのでしょうか?実は、ここが本題です。本来、列車に号数が付されない列車の場合、企画列車でもない限り「号」は付されないのが通常です。したがって、セオリーからすれば、2枚目の特急券が形式的なエラーということになります。

そこで3枚目を見ていただきますと、ゴム印で作成されたものにも拘らず『出雲号』と表示されています。この時代、山陰の寝台特急は2本ありましたが、相方はまだ「いなば」を名乗っており、「出雲」には号数が付されていません。臨時が出来ることを想定して作成さられたのであれば、それなりの準備ということになりましょうが、やはり他の列車とのバランスを欠いているため違和感を覚えます。

ちなみに同類の表示を行っている例がありました。過去ログでご紹介いたしました中でもいくつか見られ、印刷式では特急「いなほ」「あけぼの」「鳥海」「出羽」、ゴム印式では特急「いなば」急行「鳥海」、手書きでは特急「せと号」なんていうのもありました。

硬券の中では「号」を付さないのが一般的ですが、マルス券では予め列車名に「号」が付くようにセットされているらしく、複数本がなくても全て「号」が付くようになってしまっているようです。今後もアップしていくにしたがって同様の例が出てくる可能性がありますが、今のところ見つかったものを見ると、何故か日本海側に偏っているのが興味深いです。

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