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2007年5月13日 - 2007年5月19日

2007年5月19日 (土)

定期券購入のための乗車票

武蔵野線の記事に関連して、一風変わった切符がありましたのでアップしてみます。

武蔵野線は、国鉄全線の中で初めて自動改札を導入したことで有名でしたが、当時はここ以外には全く存在しなかったために、自動改札対応の定期乗車券は特定の駅でしか発売していませんでした。その関係で、磁気対応の定期券を購入するため他の駅まで電車の乗る必要があり、定期券を持っていない旅客のために発行していたのがこの乗車票です。


表面
Photo_21

裏面Photo_22


運賃は無料なので、乗車「券」ではなく乗車「票」となっています。
「収納器」は精算所で精算を受けた表示ですので、これを使った方は、三郷から南浦和で定期券を購入し、そのあと元の三郷に戻らずに他の駅へ行ってしまったようです。
しかも、乗車票の表面の行先に着駅が表示されていませんので、最初から発駅に戻るつもりはなかったと考えられます。
この乗車票は、定期券の購入だけを目的とした乗車票ですので、裏面には途中下車ができない旨の注意書きがあります。

このような乗車票は、管理駅制度(いくつかの駅をまとめて管理し、代表となる駅において定期券や回数券を発売する窓口を持つ。管理区という場合もあります。)を設けている私鉄及び地下鉄や、無人駅を利用する場合の定期券購入では見られますが、「通常の切符で乗車して定期券購入の証明をしてもらってから払い戻しを受ける」といった制度もあったため、硬券で常備されるケースはあまり多くないかもしれません。

自動改札の普及とともに各駅で定期券の発売を取り扱うようになり、自動で定期券を更新できるようにもなったため、このような制度は必要なくなってきました。
まして、SuicaやPASMOができてしまった現代からは、遠い昔の時代の話になってしまいました。

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2007年5月13日 (日)

私鉄→国鉄連絡切符シリーズ(伊豆急その4)  切符・カード

今日の伊豆急行連絡切符シリーズは、特急「あまぎ」篇で最終回になります。

基本的には、前々回の「踊り子」と同じような感じですけれど、今では貴重になりましたのでご覧ください。

Photo_13

上は、国鉄→伊豆急への連絡切符で、国鉄標準の形態ですが、右上に「連特」が印刷されています。併せて、小児切り落とし部分にも「あまぎ」の表示があります。
また、「踊り子」と同様に連絡特急券という特殊性でしょうか、列車名は常備となっています。

下は、伊豆急→国鉄への連絡特急券です。伊豆急の伝統なのか、やはり「連絡特急券」である旨の表示はありません。印刷されている内容も、「踊り子号」とほとんど変わらないようです。強いて言えば、「踊り子号」では「伊豆急行」の文字が裏面に印刷されていましたが、この特急券では表面上部に印刷されています。
ただし、券面の表示については、規定の改正により「乗車駅・下車駅」という表示が横三角に変わり、これによって駅名文字の大きさも変わりましたので、「あまぎ」時代にも「踊り子」と全く同じ様式の特急券が存在した可能性があります。

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