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2007年10月 8日 (月)

国鉄への乗り入れ切符(長野電鉄)

最近ご無沙汰していたので、国鉄線への連絡乗車券をお届けしたいと思います。

最近、話題が豊富で非常に興味が湧き出してきた長野電鉄ですが、なかなか遊びに行くきっかけも無くて予定が立てられません。

信越本線も新幹線の開業により分断され、旧国鉄との関係も遠退いた感のある長野電鉄ですが、昔から湯田中温泉というのは関東でも名の知れた温泉であり、直通の急行さえも走っていました。
今日は私のコレクションの中から、連絡急行券と乗車券をご覧いただきたいと思います。

まずは、連絡乗車券です。

発行年代がかなり違う2枚です。Photo_29
1枚目は、湯田中から屋代・熊谷経由の東京都区内行きで、この経路からおそらく国鉄乗り入れの急行「志賀」に使われたものと思います。
チョット窮屈な表面の乗車駅脇に「長野電鉄」の表示があります。

2枚目は、信州中野から長野・熊谷経由で、途中の上尾~南浦和間行きです。こちらは「長野電鉄」の表示がありませんが、小児断片に○長の文字が入っています。ただし、これが「長野電鉄」を意味するものなのか、或いは「長野乗換え」を意味するものなのか、定かではありません。
発行日より前の昭和57年11月改正で急行列車「志賀」が廃止になっていますので、特急が停まらない屋代に行くより、長野に出て乗り換えた方が至便であったと考えられます。

地紋は同じカラーですが、古い方の地紋が色が濃く、全く同じものとは思えません。
印刷字体も明らかに違い、時代差が感じられます。1枚目の有効期限の発売日「共」の字だけ何故か右上がりの書体になっているのが笑えます。

また、気が付いた点としては、通常経由を表示する場合ほとんどの私鉄は「・」(中点)で区切るのが通例ですが、この2枚はいずれも「.」(ピリオド)で区切られており、他社と趣きを異にします。

次に連絡急行券です。

Photo_30急行「志賀」に適用される急行券ですが、特に列車名の表記はありません。形式的には国鉄の急行券の仕様に準じたものが使用されています。
当時、国鉄線の201km以上が500円で、長野電鉄内は80円の合わせて580円となっています。ただし、電鉄内は特急列車扱いです。

当時は比較的需要があったらしく、この急行券はコレクションでも良く見られます。
たった3両編成の急行「志賀」でしたが、「信州」や「妙高」と併結され、ビュッフェ車込みの12両で本線を走る姿は、急行列車全盛の時代にふさわしい雄姿でした。

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