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2007年7月 3日 (火)

つくば万博「メモリアルチケット」:記念乗車券

今日のきっぷは、つくば科学技術博覧会において「万博中央駅」で発売された記念乗車券をご紹介いたします。

万博の開催にあたっては、記念乗車券類の乱発はなかったようです。昨日ご紹介いたしましたD型の入場券がそれらしいスタイルのものであったと言えますが、万博開催の終盤あたりで、やっと記念乗車券が発売になりました。

Photo_4
昭和60年9月5日発売。開催期間が9月16日までですので、終了のわずか10日前の発売でした。
大きさは、たて175mm×よこ110mmの2枚折りで、拡げるとよこが220mmになります。

Photo_5
中はご覧のようになっています。
乗車券の貼り付けてあるページは5mmほどの厚さがあり、乗車券と一体になった黒い部分の下に仕掛けがあります。乗車券の裏側にアルミ?の電極が貼り付けてあり、この部分を押すと「マイウエイ」のメロディーが流れます。また、黒い部分を触ると、体熱に反応して万博キャラの絵が浮かび上がるようになっています。今も街でたまに配られる簡易的な温度計・体温計に使われている技術です。どちらも今となっては注目されるような技術ではありませんが、当時では画期的な技術であったといえるでしょう。

一方、乗車券そのものですが、見たところA券地図式の1000円券です。開催期間終了までもう少しありますので、発売日が印刷されていることと、有効期限が期間表示になっている点だけが記念切符らしさを覗かせます。
しかし、問題はこの紙の大きさで、前述したスイッチとなる黒い部分まで一体の紙片になっています。大きさ的にはちょうどC券と同じサイズくらいですね。そして、スイッチと境になる部分に線が印刷されていますが、ミシン目はないので事実上切り取れません。しかも、スイッチとなるので、両面テープで粘着させており、脱着はあまり容易とは言えません。
当時としては高い運賃ですから、使用された方もいらっしゃると思います。鋏を入れたり、使用期間の残っている乗車券をどのように取り扱ったのか、興味のあるところです。

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