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2007年7月13日 (金)

「あけぼの」:特急券、A・B寝台券(その2) 

昨夜に続き、「あけぼの」の特急券の続きです。

その1では「準常備券」をご紹介いたしましたが、今日は「D型常備券」をご紹介いたします。

Photo_23 一番上の特急券は、列車名と発駅・着駅が印刷されているもので、コレクションとしては嬉しい特急券スタイルです。寝台の種別として、小児券片のところに客車2段式である表記がされています。

真ん中の特急券は、金額常備のみの一般的な特急券です。上の寝台種別が客車表記のみに対し、この特急券には電車3段式下段の表示があります。従来は、客車2段式と電車寝台の下段料金は同一ですので、このように兼用のものを多く見かけます。そのことを考えると、現実として「あけぼの52号」が583系で運転された場合、どのように対処したのか気になるところです。
しかし、江差線「江差」駅の発行で、「はくつる」「ゆうづる」のあった時代に奥羽本線経由で「あけぼの」を乗り通すというのは、マニアックな選択ですね。

一番下の特急券は、まだ「あけぼの」が1往復時代のものです。列車名は印刷常備なのですが、それ以外は残念ながら手書きです。

昨日も話題にいたしましたB寝台券の「B」についてですが、昭和48年の特急券でも明朝体の「B」が使用されていますので、かなり歴史があるものと思われます。
一方、秋田地区でありながらも、一番上の「東能代」発行のD型ではゴシック体の「B」を使用しています。これには、歴史+勢力図でも作ってみないと解明できないかもしれません。

Photo_22

最後になりますが、こちらは準常備式の「A寝台券」になります。「板橋駅」の発行ですので、帰りの分を確保しておいたということでしょう。一見何気ない準常備式の特急券なのですが、先ほど眺めていて気がついたことがあります。
それは金額の切り落とし部分で、通常は金額の小さい順に内側から外側に向かって、右端が最高金額になります。しかし、寝台料金は区間に関係なく固定ですので、金額の安い区間が内側にあるはずなのですが、弘前~上野間は特急料金の最高区間です。ということは、この「A寝台券」は、特急券としては「常備式」なのに、寝台料金が上・下段で値段が違うために「準常備式」となってしまった、2つの性格を持った特急券・寝台券ということになります。
他でこのような例があるのかわかりませんが、またあら捜しをしてみたいと思います。

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